GDベニクスノキタケ菌糸体粉末
製品情報
製品名 | 内装 | 外装 | 重量 | 用途 |
GDベニクスノキタケ菌糸体粉末 | 高密度ポリ袋 (5kg入り) | 紙ドラム (5kgx4袋) | 5kg/袋 | 栄養補助食品食品原料 |
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原料・素材について
ベニクスノキタケ(アントロディア カンフォラタ) ベニクスノキタケとは台湾の固有種で、国宝級の植物です。ベニクスノキタケの名前の由来は台湾の海抜500メートル以上の高度の山岳に生息するクスノキに寄生する紅色の外観のきのこです。
ベニクスノキタケは「森の宝石」とも呼ばれていて、古来から台湾の原住民はベニクスノキタケを漬け込んだ粟酒は健康維持にとても役に立つということで、重宝してきました。 GoldenBiotechは独自技術の固態栽培法を用いて三ヶ月の培養時間によって、野生のベニクスノキタケとの成分がほぼ同じです。
2015年4月1日薬食発0401第2号「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」の一部改正についてにより、公表されました。その結論により、“ベニクスノキタケ(菌糸体)の「判断基準」に該当する項目がなく、安全性も問題ないことから、医薬品的効能効果を標榜しない限り専ら医薬品と判断しない成分本質に該当する、という結論になった。使用部位は「菌糸体」とする。”ということです。 ですので、現在ベニクスノキタケは厚生労働省より食品として認められた製品です。食品として安心してご使用いただけます。
含有成分
栄養成分 | 具体内容 | 生理作用 |
関与成分 アントロキノノール | GDベニクスノキタケの関与成分アントロキノノールが含有されていています。 | 抗腫瘍(癌細胞自食作用、アポトーシス誘導)、免疫調整、炎症の抑制、高コレステロール血症、動脈硬化症、脂肪肝、肝線維症の改善、腎臓保護、スキンケアなど。 |
多糖類 | β-Dグルカンなど | 免疫機能向上、抗腫瘍、高血圧の抑制、コレステロール低減、糖尿病の症状改善など。 |
トリテルペン | アントシンA、アントシンB、アントシンC、アントシンE、アントシンF、ザンク酸D、ザンク酸E、15α‐アセチルデヒドロスルフレン酸、デヒドロエブリコ酸、デヒドロスルフレン酸など。 (200種類以上、含有量5~10%) | 肝臓保護、肝臓解毒機能向上及び肝臓細胞再生、高血圧症改善、炎症の抑制、免疫調整など。 |
SOD | スーパーオキシドディスムターゼ | 活性酸素の毒性の抑制、抗酸化、老化抑制、生活習慣病の予防 |
核酸 | アデノシン | 育毛効果、血行促進効果、心疾患や脳疾患の予防など。 |
GABA | 肝機能改善作用、血圧上昇抑制作用 |
名 称 | ベニクスノキタケ | 霊芝 |
学 名 | Antrodia Camphorata | Ganoderma Lucidium |
分 類 | 多孔菌科、薄孔菌属、樟芝種 | 多孔菌科、霊芝属、霊芝種 |
外 形 | 子実体は平板状或いは鐘乳状で不規則に変化する。柄がない。 | 傘状で柄があり、傘の表面には光沢がある。 |
色 彩 | 平板状は表面が橘紅色で底部は黄白色。鮮やかな橘紅色から橘褐色或いは褐色に変化する。 | 傘の表面が褐色 |
味 覚 | 強烈な苦味がある。 | 少し苦味がある |
アントロキノノール | ベニクスノキタケならではの多機能性関与成分。 | なし |
トリテルペン | 一種類で200種以上のトリテルペンがある。 | 一種類で20~50種のトリテルペンがある。 |
産 地 | 台湾のみ (野生の子実体1kg約200万円) | 世界各地に分布 |
安全性試験データ
①残留農薬検査
GDベニクスノキタケ菌糸体粉末について、台湾の衛生福利部食品薬物管理署(台湾FDA)の「食品中殘留農藥檢驗方法-多重殘留分析方法(四)」に準じて、251項目の農薬の有無を調べました。その結果、全項目について基準値(検出限界値)以下であることが判明しました。
試験依頼先:Intertek Testing Services Taiwan Ltd.
試験成績書発行年月日:2014年4月25日
試験成績書発行番号:TWNC00368042
②重金属検査
GDベニクスノキタケ菌糸体粉末について、台湾の衛生福利部食品薬物管理署(台湾FDA)の「重金屬檢驗方法總則」に準じて、ヒ素(As)、銅(Cu)、鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、水銀(Hg)5項目の重金属の有無を調べました。その結果、全項目について基準値(検出限界値)以下であることが判明しました。
試験依頼先:Intertek Testing Services Taiwan Ltd.
試験成績書発行年月日:2014年4月25日
試験成績書発行番号:TWNC00368041
③ヒト安全性試験
30名の健康成人を対象としたGDベニクスノキタケ菌糸体粉末の反復投与による安全性評価研究です。GDベニクスノキタケ菌糸体粉末を1日2回投与し、 90日目のベースラインから測定値の平均変化を評価することです評価項目はSGOT(AST)、SGPT(ALT)、アルブミン、グルコース、クレアチニン、尿酸、コレステロール、TG、γ-GT、アルカリホスファターゼ、総ビリルビン、D-Bil、BUN、TP、GLOとバイタルサイン(心拍、血圧、体温)です。 結論:90日間の摂取後も、検査測定は変化しませんでした。 治験期間中、被験者のバイタルサインは正常で、全治験期間を通して、有害事象は発生しませんでした。 健康な成人被験者が長期に渡り、毎日GDベニクスノキタケ菌糸体粉末を摂取しても安全であったことが示されました。
④急性毒性研究
SDラットの(チューブによる)経口投与によるGDベニクスノキタケ菌糸体粉末の急性毒性の研究です。研究の結論としては、SDラットに経口による5g/kgの単回投与では、14日目までの研究では死亡は観測されず、観察期間の終了時、GDベニクスノキタケ菌糸体粉末投与群では血液検査および血液化学パラメーター異常は見られませんでした。 解剖では、臓器または組織の肉眼による異常な変化は見られませんでした。
⑤変異原性試験(Ames試験)
結論としては、5つの試験株では、5000μg/プレートまで細胞毒性は起こりませんでした。 復帰突然変異アッセイの結果は、S9の代謝活性の存在下および非存在下で100% GDベニクスノキタケ菌糸体粉末で処理しても、5つの試験株、すべての試験用量で、復帰変異体の数は自発的な復帰変異体に比べ有意に増加しませんでした。
⑥染色体異常試験
インビトロでのチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた染色体異常試験です。GDベニクスノキタケ菌糸体粉末は、どのテストスキームでも、染色体構造異常の頻度を大きく増加させませんでした。したがって、100% GDベニクスノキタケ菌糸体粉末は、染色体異常試験で陰性であると結論付けられました。
⑦小核試験
マウスでの小核試験。有意な減少は見られなかったことから、100% GDベニクスノキタケ菌糸体粉末は赤血球新生には影響がなかったことが示されました。本研究の条件下では、100% GDベニクスノキタケ菌糸体粉末は、マウス末梢血を用いた小核試験で陰性であると結論されました。
⑧亜急性毒性試験
ラットにおける28日間の反復経口投与(亜急性)毒性試験です。GDベニクスノキタケ菌糸体粉末の28日間の連続経口投与では、投与に関連するまたは重大な毒物学的な変化や病変は見られませんでした。したがって、本研究結果から、オスおよびメスのSDラットにおけるGDベニクスノキタケ菌糸体粉末のNOAEL(無有害作用量)は3000mg/kg/日です。
栄養成分
分析項目 | 結果 |
たんぱく質 | 27.96g/100g |
脂質 | 4.93g/100g |
炭水化物 | 54.28g/100g |
エネルギー | 373.36kcal/100g |
ナトリウム | 488.49mg/100g |
推奨摂取量
一日あたり1~3 gの摂取をおすすめします。 ベニクスノキタケ菌糸体は、厚生労働省より食品として認められた製品です。食品として安心してご使用いただけます。
応用例
利用方法 | 具体例 |
健康食品 | ソフトカプセル、錠剤、ハードカプセル等。 |
効能効果
肝臓保護効果
GoldenBiotech® は台湾行政院農業委員会薬物毒物試験所との提携により、「GDベニクスノキタケ菌糸体粉末のラット肝臓保護機能に対する評価」試験を実施し、四塩化炭素(CCL4)誘発慢性肝障害ラットという動物モデルによって、ラットの慢性肝障害に対するGDベニクスノキタケ菌糸体粉末の保護効果について検討しました。
試験の結果、肝障害のマウスにGDベニクスノキタケ菌糸体粉末を連続8週間混餌投与したところ、肝障害指数ALT(GOT)/AST(GPT)等の肝酵素の活性は、四塩化炭素グループに比べて顕著に低下したことが判明しました(下図のとおり)。これにより、肝臓の慢性炎症に対するGDベニクスノキタケ菌糸体粉末の改善効果が十分に検証されました。
抗疲労効果
ベニクスノキタケの抗疲労に対するヒト試験の研究の目的は、疲労困憊運動後にGDベニクスノキタケ菌糸体粉末を補給することにより、抗疲労の効果を検討するものです。二重盲検法により15名の被験者を下記4種類の試験を行いました:
1.プラセボ摂取、無運動(PR組)
2.プラセボ摂取、運動実施(PE組)
3.ベニクスノキタケ摂取、無運動(DR組)
4.ベニクスノキタケ摂取、運動実施(DE組)
GDベニクスノキタケ菌糸体粉末を毎日7日間摂取しました。各被験者は80%のVO2maxの高強度でランニングマシンで疲労困憊運動させて運動前、運動後0、0.5、1、2、24、48、72、120、168時間ごとに静脈から採血を行います。各検査時間にクレアチンキナーゼ、血中アンモニアなどの疲労指標を測定しました。
クレアチンキナーゼ(CPK):GDベニクスノキタケ菌糸体粉末を摂取した組(DE組)のCPKは運動後0.5時間後には運動前の濃度に減少しました。
血中アンモニア:GDベニクスノキタケ菌糸体粉末を摂取した組(DE組)血中アンモニアの代謝はベニクスノキタケ未摂取のPE組に比べて回復が早い結果となりました。