台湾古来のベニクスノキタケ健康食品の機能性表示食品制度に対応したヒト臨床試験を開始

2015/09/30

株式会社Golden Biotechnology Japan(本社東京、社長劉勝勇)は、日本の機能性表示食品制度に対応するため、2015年10月からベニクスノキタケ健康食品のヒト臨床試験を開始、2016年中に消費者庁へ届出、販売を開始することを発表します。

 

この臨床試験は、台湾固有キノコであるベニクスノキタケ抽出エキスを成分とした健康食品のLDL-C(悪玉コレステロール)の低減、体脂肪の低減効果を調べるもので、機能性表示食品制度が求める特保に準じたダブルブラインド無作為臨床試験を12週間実施します。

 

本健康食品の原料は、台湾固有の真菌種であるベニクスノキタケの抽出物です。この抽出物には、親会社であるGolden Biotechnology Corporation(本社台湾、以下Golden Biotech)が発見した特許成分アントロキノノール(Antroquinonol)が含有されています。

 

Golden Biotechは、2012年10月から2013年6月まで、台湾の台北医学大学と提携し、ベニクスノキタケ抽出物の血中脂質の調節機能の研究を行った結果、動物の血中と肝臓の総コレステロールを低減する有効性とHDL-Cを上げ、LDL-Cを下げるという血中脂質の調節機能を明らかにしました。

 

また、ベニクスノキタケは、台湾では百年以上の食経験があるとともに、Golden Biotechの実施した動物実験においても安全性を証明しています。 今回のヒト臨床試験は、これら動物実験を踏まえ、日本の機能性表示食品制度に対応するために実施するものです。

 

ベニクスノキタケは牛樟芝(ぎゅうしょうし)ともいわれる台湾固有の機能性キノコで、アガリクス、霊芝を超える効果から、「霊芝の王者」と言われています。台湾の高山にのみ生息する牛樟樹の空洞部に寄生し成長し、古来から原住民に幅広い効果を持つ薬として用いられてきました。しかし、近年その価値に目をつけた悪徳業者がベニクスノキタケを乱獲した結果、絶滅の危機に瀕してしまいました。そこで、台湾政府の主導のもと、ベニクスノキタケを保護するために、天然のベニクスノキタケの伐採は禁止されてしまいました。

 

Golden Biotechは、独自の培養技術で高品質のベニクスノキタケ栽培に成功しました。これには、一般的なベニクスノキタケの栄養成分である多糖類やトリテルペノイドなどが含有されているだけではなく、それらと異なる小分子な成分「アントロキノノ-ル(Antroquinonol)」を発見しました。さらに、この成分を誘導、抽出、純化することに成功しました。

 

これにより、Golden Biotechはアントロキノノールの分子構造と各適応症について、世界各国で特許を得ています。Golden Biotechは台湾や世界諸国の研究機関と提携し、科学試験を通じてGolden Biotechのベニクスノキタケ抽出物の健康の有効性を証明してきました。

 

これまでの研究では、アントロキノノールは、悪性腫瘍の成長抑制、ヒスタミンの抑制、アレルギーの改善、肝機能の向上、アルコール代謝機能の向上、血中脂質の調節機能などの有効性があることが示唆されています。

 

今後、日本でもヒト臨床試験を順次実施し、アントロキノノールを関与成分として、これらの機能性を証明する予定です。

 

また、ベニクスノキタケ、学名Antrodia camphorata(アントロディア カンフォラタ)は、平成27年の厚生労働省の食薬区分改正により「非医薬品リスト」に追加されましたので、日本の健康食品として利用することが正式に認められています。

 

なお、この試験実施にあたっては、株式会社RCTジャパン(本社東京、社長持田騎一郎)、株式会社TESホールディングス(本社東京、社長林明夫)にサポートを依頼し、2016年内に試験内容の発表、機能性表示食品の届出を目指しています。

 


 

Golden Biotech製品、ベニクスノキタケ、アントロキノノールに関するお問い合わせは、 株式会社Golden Biotechnology Japan 堀井まで メール、Email:service1@goldenbiotech.co.jp

このリリースに関するお問い合わせは、

株式会社RCTジャパン 持田まで rctjapan81@gmail.com TEL: 090-3499-6077

10月7日HI食品開発展のプレゼンテーションも行いますので、ぜひご来場ください。

 

●「2015年食薬区分改正による新健康食品素材、アントロディア カンフォラタの栄養関与成分」

● 発表者 GoldenBiotech研究部リーダー 陳志銘 博士 等

● 日時10月7日 12時~12時50分 

● 会場 H会場

Part1:ベニクスノキタケと関与成分アントロキノノールとは

Part2:アントロキノノールの機能性研究発表

Part3:アントロキノノール製品の無料体験