Golden Biotechとオーストラリアのクイーンズランド州政府は研究中の低分子化合物アントロキノノールをアルツハイマー認知症の予防と治療に用いる試験を開始することを公表

2017/06/22

2017年バイオテック業界の最大の行事Bio International ConventionにてGolden Biotechの研究開発は再び画期的な進歩と発表 Golden Biotechとオーストラリアのクイーンズランド州政府と共に、研究中の低分子化合物アントロキノノールをアルツハイマー認知症の予防と治療に用いる試験はクイーンズランド州政府とクイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology)と提携して開始することを公表しました。 2017年BIO Conventionバイオグローバル大会はアメリカのサンディエゴで開催された、オーストラリアのクイーンズランド州の政府首長と関連団体も出席しました。そしてオーストラリアのクイーンズランド州生命科学の記念パーティーで、Golden Biotechはクイーンズランド工科大学と提携して、新規化学化合物であるアントロキノノールの前臨床試験を実施することを発表しました。当化合物はアルツハイマー認知症に予防と治療する潜在力を持っていると考えられます。 当試験では、Johnson & Johnson Innovationの試験の指導、ビジネス発展、科学研究などの面に協力して、クイーンズランド工科大学とGolden Biotechの提携を支えます。もし試験の結果が満足いくものでしたら、直接ヒト臨床試験を展開する予定です。今現在は経口投与剤型の動物有効性検証試験を先に実施して、2018年にて完成する予定です。

Golden Biotechは「Advance Queensland Johnson & Johnson Innovation QuickFire Challenge」というコンテストの新薬開発類の優勝者です。当コンテストには世界中の100以上の企業が参加し医療機器、医薬品、新消費性商品のテーマに3社が選ばれ、各会社は10万オーストラリアドルの賞金を獲得しました。

当コンテストの条件の一つは、優勝会社はその賞金をクイーンズランド州にて研究と事業化を実施することです。Golden Biotechは医薬品の優勝者であり、その規定によってクイーンズランドでその賞金を用いてオーストラリア健康と生物医薬研究所(IHBI)と提携します。 オーストラリアのクイーンズランド州のイノベーションとデジタル経済部(Innovation, Science and the Digital Economy of Queensland)部長であるLeeanne Enochは台湾陽明大学脳科学研究所の研究結果によると、アントロキノノールは認知症を罹っているマウスの学習と記憶力を改善できるので、次の治療方法の開発段階では、ヒト臨床試験を入る前に全ての前臨床試験を行うことです。クイーンズランド工科大学のIHBIでは最先端の設備と専門知識を揃えていて、この重要な役務を担うことができます。

この試験はクイーンズランド工科大学のグリフィス教授(Lyn Griffiths)とフェルナンデス博士(Francesca Fernandez)の指導のもと、Golden Biotechと提携して行います。この件もGolden Biotechとクイーンズランド州政府との大手契約の一部分です。 Golden Biotechの本部長陳志銘博士もこのパーティーに出席しました。陳博士はもしこの試験の結果がよいものであれ、Golden Biotechはヒト臨床試験にも進みます。クイーンズランド州政府とJohnson & Johnson Innovationの提携に感謝の意を表します、と発表しました。 クイーンズランド州政府は「Advance Queensland Johnson & Johnson Innovation QuickFire Challenge」コンテストに賞金を提供して、これを予算が4億500万オーストラリアドルもあるクイーンズランド州のアドバンス計画の一部分としています。

Johnson & Johnson Innovationは去年にクイーンズランド工科大学のケルビングローブキャンパス(Kelvin Grove Campus)の「健康と生物医薬研究所(IHBI)」がJohnson & Johnson Innovation Partnering Office @ QUTパートナーオフィスを開設しました。今現在はちょうど1週年を迎え、当オフィスはクイーンズランドの生命科学工業の発展と成長を支えています。

アルツハイマー認知症は一番よく認められる認知症です。オーストラリアにも41万3000人の患者がいて、2025年に50万人以上も超える見込みです。キャンベラ大学の報告によると、2016年にてオーストラリアの認知症に関するコストは140億オーストラリアドルも超えました。