GoldenBiotechのAntroquinonolは、ロシア保健省(MoH)の審査を通過し、急性骨髄性白血病の第二相臨床試験実施の許可を得ました。

2019/01/17

GoldenBiotechが研究開発中の小分子新薬Antroquinonolは、ロシア保健省の薬品臨床試験の審査を通過し、急性骨髄性白血病の人体に対する効果と安全性の第二相臨床試験実施の許可を得ました。

GoldenBiotechが研究開発中の小分子新薬Antroquinonolについて、2019年1月16日にロシアのMoHから認定通知が届きました。認定番号はGHAML-2-001です。認定内容は、GoldenBiotechがロシアにおいて、急性骨髄性白血病の人体に対する効果と安全性の第二相臨床試験実施の許可をしたことです。

Antroquinonolの主な使用目的は、急性骨髄性白血病を治療する小分子新薬です。試験デザインは急性骨髄性白血病患者の単独治療で、経口服用をします。臨床試験規則と範囲は、ロシアMoHと協議して決められます。
もし順調に進めば、第二相臨床試験は2021年第一季に終了する予定です。

GoldenBiotechは計画に基づき、ロシアで急性骨髄性白血病の臨床試験の他、Antroquinonolについて他の適応症の臨床試験を実施する予定です。
この小分子新薬はGoldenBiotechが独自に研究開発したものであり、100%の特許を所有しています。
Antroquinonolはこの適応症についてアメリカで希少疾病用医薬品の認定を取得しており、本試験の後に世界規模で臨床試験を実施し、各国で販売許可を申請する予定です。