GoldenBiotechの痴呆症新薬がアメリカで神経変性疾患治療の特許を取得しました

2017/12/01

GoldenBiotechは研究中の小分子新薬antroquinonolで「神経変性疾患治療の方法とその化合物」を発表し、近日、アメリカで米国特許商標庁の審査を通過し、神経変性治療関係の疾病の特許を得ました。


この特許は神経を損傷したことから引き起こされる神経病変の症状を軽減する、またはリスクを下げることです。神経の損傷を誘導するベータアミロイドの累積を抑制し、痴呆症を含む神経変性疾患治療でもっとも有名なアルツハイマー、パーキンソン病、多発性硬化症、脳梗塞症候群、筋萎縮性側索硬化症等を改善します。


GoldenBiotechは神経変性疾患の特許を2016年に台湾の審査を通過後(特許番号I559917)50ヶ国もの国で特許を申請しています。


多くの神経性疾病のなかで、神経系統に大量のベータアミロイドの蓄積が確認され、研究で脳から他の器官を退化させ、機能に障害をもたらすことが判りました。例えばアルツハイマーです。


アルツハイマーは全世界の人口老化と生活形態の変化で重要なテーマです。アメリカでは540万人近くの患者がいて、2050年には1600万人と予想されます。2011年アメリカで370億ドルがアルツハイマーと脳神経変異疾病の医療費に支出され、2013年には2030億アメリカドルにも上りました。2050年には1.2兆ドルとも予想されています。


GoldenBiotechはアルツハイマーに対する効果は、2016年オーストラリアクイーンズランド州政府が主催した「Advance Queensland- Johnson & Johnson Innovation QuickFire Challenge」において、唯一薬品の大賞を得ました。弊社とクイーンズランド州政府は2017年に共同でアルツハイマーの新薬試験を正式に開始することを発表しました。現在クイーンズランド州とクイーンズランド科学技術大学は共同で臨床前の有効性試験を実施します。試験の結果は後の臨床試験の設計に活用されます。