GoldenBiotechの新型コロナウィルス新薬第二相臨床試験アメリカAscensionグループ医学センターと提携し、新型コロナウィルス患者の治験を実施

2020年10月07日

GoldenBiotechは10月7日に次のとおり発表しました。アメリカAscensionグループ医学センターVia Christi Hospital と提携し新型コロナウィルス患者の治験を実施します。本部長蘇經天は次の通り述べました。弊社が研究開発中の新薬Antroquinonol(Hocena)はすでにアメリカFDAより新型コロナウィルス(Covid-19)の人体への第二相臨床試験(IND)実施の許可を得ました。実施人数は174人で、もしよい結果であればFDAに緊急使用許可(EUA)を申請し、新薬販売を申請する予定です。 2020年12月に新型コロナウィルス(Covid-19)の第二相臨床試験が完了する予定であり、この小分子新薬はGoldenBiotechの独立研究結果であり、100%の特許を所有しています。

GoldenBiotech臨床医学部医師陳佩妮は次の通り述べています。この第二相臨床試験は新型コロナウィルス(Covid-19)において軽度から中度の入院患者を対象とし、その研究の種類は介入治療であり、全ての臨床試験人数は174人の予定です。主な評価指標(時間範囲は14日)は病人の回復率(recover ratio)、14日目での生存率と呼吸衰退患者の比率です。

次の評価指標(時間範囲は28日)は次の通りです。(a)改善時間:WHO COVID-19 Clinical Improvement Ordinal Scale に基づく (b)入院時間:病人の退院時間(c)ウィルス除去時間:治療開始からSARS CoV 2の PCR検査が陰性になるまでの日数です。服用方式;毎日二回(BID)100mgのAntroquinonol (HOCENA)を14日間連続で服用します。プラセボは外観、重量が同じものであり、服用方法は同じで14日とします。

現在世界では新型コロナウィルスの新薬はなく、既存薬のレムデジビル(Remdesivir)がアメリカFDAより、新型コロナウィルスに対する緊急使用許可(EUA)を受けたのみです。國際SVB Leerink 機構の分析では、レムデジビルの2020年の販売額は19憶ドルとなり、2020年には76憶ドルになるとの予想です。